
三和建設株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:森本 尚孝、以下:三和建設)と岩瀬コスファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩瀬 由典、以下:岩瀬コスファ)は熱中症予防を目的として手軽に塩分補給ができるゼリー「ゼネコンがつくったしおゼリー」を2025年度は4月21日から販売開始します。今年の生産計画は150万本、昨年度の約1.9倍です。
日本気象協会によりますと、2025年は、梅雨明けも前年より早いところが多くなり、梅雨明け後は全国的に猛暑となるという予報です。今年の夏期を中心に開催される大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」ですが、年々気温の上がる夏期において、建設現場で働く人のいのちを守る取り組みが一層求められています。
厚生労働省によると、建設業における熱中症による死傷者※は2020-2024年で949人、うち死亡者は52人でした。業種別にみると、ともにもっとも多い数でした。建設業界において、熱中症対策は喫緊の課題となっています。
工場建設を機に、担当者同士の何気ない会話からうまれた「ゼネコンがつくったしおゼリー」、2020年最初は三和建設の自社現場向け、熱中症対策アイテムとして開発されました。
ところが、新聞等に掲載いただいたことをきっかけに、同業他社の総務や安全衛生担当者から「販売してもらえないか?」という問い合わせが相次ぎました。建設業であればどの企業も熱中症対策に高い関心を持ち、可能な限りの予防策を講じたいと考えていることを確信した広報・マーケティング担当者は、「建設業から熱中症をなくす!」という開発責任者 川口の熱い想いを実現するためにも、社外への販売を提案しました。
三和建設は、1947年創業の中堅建設業です。定款の事業内容には「1.建設工事・開発・環境整備・その他建設に関する事業及びこれらに関する企画・設計・コンサルティング他一切の業務」を筆頭に不動産売買などBtoB関連のことばが並びます。
しかし、1本10gの小さなゼリーを販売するノウハウは持ち合わせていませんでした。
発売当時の建設業は手形の取引で、安全面に精通しています。しかし、生活者の購入経路、口に入れるものの安全、つまり食品表示法や薬機法はまったくの門外漢でした。創業以来、はじめてのBtoC事業はなにもかも手探りです。
買ってみようと思うネーミングやパッケージは?広報・マーケティング担当者は包装デザイン9種、ネーミング8種を提案し、社内協議を重ねました。そして、2021年4月、事業内容・定款に「13.菓子の販売」が加わり、しおゼリーのEC販売がはじまりました。
それから5年、累計180万本を売上げ、今では一般のお客様からも「昨年度の夏から生徒に試合前、ハーフタイム、合宿時の時に食べさせてます。熱中症が出なくなりました。」「糖尿病の為、糖類の塩分補給ゼリー等は食べられませんでしたが、この塩ゼリーは糖質が少ないので食べられます。」など、多くのご家庭にとって夏になくてはならないアイテムとして成長しています。

三和建設は、今年で創業78年を迎える老舗企業でありながら、社員一人ひとりの声に耳を傾け、新たな挑戦を積極的に受け入れる企業風土を大切にしています。定款を変更してまで取り組んだこの「しおゼリー」は、現場発の想いと現場目線の工夫から生まれた、まさに建設会社ならではの製品です。
テレビ放送後には注文が殺到し、社員が休日返上で発送作業に追われるなど、現場の手づくり感がにじむエピソードも、しおゼリーがここまで愛されてきた証です。
三和建設は、業界の枠を越えて猛暑の中、頑張る人たちにしおゼリーを通じて熱中症をなくす啓蒙活動を行ってまいります。
■「ゼネコンがつくったしおゼリー」概要

成分:BCAA、マルチビタミン、マルチミネラル、茶花エキス
内容量:1Kg
価格:5,400円(税込)
送料:一律600円(2袋以上で送料無料)
賞味期限:18ヶ月
販売:三和建設が運営するECサイト「STORES」にて販売
ゼネコンがつくったしおゼリー
https://38sgc.stores.jp/
■会社概要
商号 : 三和建設株式会社
代表者 : 代表取締役社長 森本 尚孝
所在地 : 〒532-0013 大阪府大阪市淀川区木川西2丁目2番5号
設立 : 1947年5月
事業内容 : 総合建設業
資本金 : 一億円
URL : https://www.sgc-web.co.jp/
【プレスリリースに関するお問い合わせ先】
三和建設株式会社
広報 北纓(きたお)
Tel:06-6301-6636
携帯電話:070-2287-0954
E-Mail:pr@sgc-web.co.jp