三和建設株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:森本 尚孝、以下:三和建設)と岩瀬コスファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩瀬 由典、以下:岩瀬コスファ)は、熱中症予防を目的として手軽に塩分補給ができるゼリー「ゼネコンがつくったしおゼリー」をリニューアルし、2023年4月25日に発売します。
ゼネコンがつくったしおゼリーは、「建設業から熱中症をなくす!」ことを目的に、2020年に自社向けに開発、多くの要望を受けて2021年より一般販売を開始しました。厚生労働省によると2017−2021年の熱中症による業種別死傷者数が最も多いのは建設業876人、うち46人が死亡※しており、どの企業も熱中症対策には腐心しています。
熱中症予防のためには水分だけでなく適切な塩分補給も必要であることはよく知られていますが、従来型の塩分補給食品は猛暑下において接取しにくいという課題がありました。過酷な作業環境を体感しているゼネコンだからこそ効率よく塩分を接取しやすいゼリーの開発にいたりました。
建設業が熱中症予防のためのしおゼリーを自社企画するという三和建設の熱中症を予防する活動は一社の取組事例ではなく一般へも静かに広がりつつあります。一般発売当初は建設現場への直送が予想されましたが、屋外で働く仕事に従事する家族へのプレゼントや一人暮らしの高齢者の方が自ら購入するなど「一般家庭」からの発注が予想以上に多く累計販売本数は50万本を超えました。
「ゼネコンがつくったしおゼリー」は発売から2年を経て、建設業の昔ながらのイメージである3K「きつい、汚い、危険」を食べてなくすというコンセプトを刷新しました。「給与、休日、希望、かっこいい」の新4Kというポジティブなコンセプトで建設業界を盛り上げたいと考えております。
また、このたびしおゼリーがぴったり入るサイズのタンブラーも製作。炎天下の作業途中でも、冷たさを保ったままゼリーを摂取することができるようになりました。「建設業から熱中症をなくす!」というコンセプトはそのままに、業界の枠を越えて猛暑の中、頑張る人たちにしおゼリーを通じて熱中症をなくす啓蒙活動を行ってまいります。
■購入者の声(一部抜粋)
・ここ数年夏は熱中症で倒れ救急外来を受診していました。昨年貴社のゼリーを知り購入し主人に仕事に行くときに持たせました。1日2〜1袋会社で食べていましたおかげで昨年は救急外来を受診しないで済みました。
・しおゼリーで助かっています。ドリンクが買えない時とかカバンに入れていて、ゼリーを食べると少ししんどさがなくなった。子供達も必需品になっています。
・田舎で畑仕事や草取り作業をしている家族親戚に大変喜ばれました。
・スポーツをしている息子のために買いました。食べやすいととても気に入っていました。
■しおゼリーリニューアル概要
■2023年度 三和建設の新たな熱中症対策
■塩ゼリーの特徴
■「ゼネコンがつくった4Kしおゼリー」概要
■会社概要
【プレスリリースに関するお問い合わせ先】
プレスリリースに掲載されている内容、製品価格、仕様、サービス、お問い合わせ先、その他の情報等は発表時点の情報です。その後予告なく変更となる場合がございますので、ご了承ください。
※厚生労働省「令和3年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(令和4年1月14日時点速報値)より
■参考資料
中小ゼネコンである三和建設の熱中症対策
朝礼及び昼礼終了時にしおゼリーの配布。暑熱下のリスクを検知して、熱中症になる前にアラームとLEDでお知らするウェアラブルデバイス「カナリア」を三和建設の管理する全現場の職人さんに配布。シンプルな腕時計型のデバイスを腕に装着するだけで、深部体温の上昇を検知します。
三和建設の夏の風物詩となったかき氷は休憩所(クーラー完備)でのコミュニケーション促進効果にもつながっています。シロップの1番人気は爽やかなブルーハワイです。
熱中症対策の希望として一番多かったのがヘルメットの快適グッズでした。炎天下で作業をすると夏場のヘルメットの中は汗と油分で頭皮がベタベタになります。水洗いでは油分まではスッキリしないため、三和建設の作業場では設
置場所があればシャワーヘッドを取り付けてシャンプーを設置しています。休憩中はもちろん、帰る前にすっきりして帰る職人さんたちを見かけます。場所が許せばシャワーブースを設置している作業所もあります。
休憩所の入り口にはマスクや消毒液、コールドスプレーや塩飴や干し梅などが注意喚起とともに完備。自動販売機では「すっきりしたトマト」「グリーンダカラ」と塩分補給ができる「塩ライチ&ヨーグルト」を70円と50円で販売しており、差額は三和建設と協力会で補助しています。
ミスト扇風機は現場内にも設置しています。冷房完備の仮設トイレ完備の作業所もあります。
多くの協力会社の職人さんたちが工程ごとに数珠つなぎで作業を行い、建物は完成していきます。それぞれの工程が1つでも欠けてしまえば良い建物は完成しません。私たちはより良い建物を提供するために、安全で働きやすい環境づくりを行っていくとともに、建設業の3Kをポジティブに変換する取り組みを行ってまいります。