9月1日(日)、特定非営利活動法人アートアンドアーキテクトフェスタが主催する、全国の建築学生を対象にした地域滞在型のワークショップ「建築学生ワークショップ 出雲 2019」の公開プレゼンテーションが開催されました。当日は、参加学生たちの提案意図や制作の創意工夫を発表し、国内外で活躍する建築家をはじめとした全国の大学で教鞭を執る先生方による講評会が行われました。
建築学生ワークショップは、建築や環境デザイン等の分野を選考する大学生を対象にした、普段の大学生活では体験できないスケールで作品制作を行う地域滞在型のワークショップです。国内外にて活躍中の建築家を中心とした講師陣の指導のもと、開催地の歴史や地域環境を研究しながら、他大学生徒との交流の中でその場所における社会的な実作品をつくりあげる経験を目的としています。
三和建設は、建築学生ワークショップに協賛しており、実作品を制作するためのアドバイザーとして当社設計技術者2名が参加しました。意識的にデザインに触れる機会を提供したい、ワークショップに参加することで「ものづくり」の楽しさを再認識してもらいたいという想いからアドバイザーを社内で公募し希望者の中から選抜しました。
建築学生ワークショップ 出雲 2019
【開催場所】
伊勢・出雲大社境内周辺(島根県)
出雲大社は、大国主大神さまをお祀りしている神社。古代より現代も多くの人々がお参りに訪れる「むすび」の御霊力を司られ、古代より現代も多くの人々がお参りに訪れる「縁結びの神様」でもあります。
【スケジュール】
6月22日(土) 現地説明会・調査
7月27日(土)~28日(日) 提案作品講評会(1泊2日)
8月27日(火)~9月2日(月) 合宿にて原寸制作ファイナル(6泊7日)
9月1日(日) 公開プレゼンテーション
【制作内容】
“唯一無二の自然環境を守るために、あなたの提案を実現化してください”
フォリーの原寸模型を地域産材(自然素材 / 木材、和紙、土、石など)の材料で制作
【参加対象者】
建築および都市、環境、デザイン、芸術など、これに類する分野を学ぶ学生および院生
三和建設ではこうしたワークショップやセミナーへの協賛・協力などを通じて、弊社のミッションである有用な建物づくりを実現する仲間たちが建設業界の発展を担う将来世代の支援を行っていきます。