三和建設株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:森本 尚孝、以下:三和建設)は、梅雨明けを前に建設業に従事する151人に対し、熱中症に関する意識調査を実施しました。
新型コロナウイルスの感染予防が必要なまま、本格的な暑さを迎えます。今年の夏も昨年に続き猛暑に加え、新型コロナウイルス対策のためマスクを着用するなど、夏バテや熱中症のリスクが例年以上に高まっています。今回の調査で建設業に従事する3人に1人が「熱中症になったことがある」「熱中症による何らかの不調を経験したことがある」ことが判明しました。さらには93%がマスクの着用で以前よりも熱中症のリスクを感じると回答しており、建設業における熱中症対策はより一層強化する必要があります。
【調査結果サマリー】
・37.1%が熱中症になったことがある、何らかの不調を経験したことがある
筋肉の硬直や吐き気、倦怠感が多く、意識障害やけいれんなどの重度と見られる不調経験も
・70%が仕事中に熱中症に対する危機を感じることがある
・93.4%がマスク着用で以前よりも熱中症のリスクを感じる
行っている熱中症予防対策、最多は「こまめな水分補給」次いで「塩分・ミネラルを含む食べ物を摂取する」
三和建設の調査によると、約3人に1人が仕事中に熱中症になったことがある、もしくは熱中症による何らかの不調を経験したことがあるとわかりました。
<図1>にて「ある」「何らかの不調を経験したことがある」と回答した方の症状としては、「頭痛」が最も多く、次いで「気分の不快」や「体温の上昇」「倦怠感・虚脱感」となっています。中には「言語障害」や「手足のしびれ」など重度の症状が出た人もおり、熱中症にならないためには、熱中症により引き起こされる症状を把握し、初期症状を自覚した際はすぐに対処することが重要です。
また、マスクの着用で以前よりも熱中症のリスクを感じると応えたのは93.4%とほとんどの人が感染症予防に有効であるとされているマスクの着用について不安を感じていることがわかりました。
三和建設では屋外の作業においてフィジカル・ディスタンスが保たれている場合には適宜マスクを外すよう作業員に指示を行っています。
熱中症対策として実践していることを聞いたところ、「こまめな水分補給」(98.7%)と最も多く、次いで「塩分、ミネラルを含む食べ物・飲み物を摂取する」(83.4%)、「十分に睡眠をとる」(76.8%)、「通気性の良い服を着る」(58.9%)となりました。熱中症対策として、水分だけではなく「塩分やミネラル」が必要であることはある程度の周知があるとわかりました。
【調査概要】
調査実施期間:2021年6月1日(火)~6月10日(木)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象者:三和建設の協力会社のうち建設現場においての作業従事者 151人
現場の安全を管理する総合建設業である三和建設は、環境の変化に関わらず安定した仕事ができる環境づくりを目指しています。2021年に販売を開始した「ゼネコンがつくった3Kしおゼリー」は、過去5年間の業種別の熱中症による死傷者数が最も多い建設業から熱中症をなくすことを目指して開発をしました。
三和建設の建設作業場では、体調が悪い時に伝えることができることが予防につながると考えています。作業所では予防対策に加えて、コミュニケーションを促進する取り組みを行っています。
■「ゼネコンがつくった3Kしおゼリー」概要
商品名 :ゼネコンがつくった3Kしおゼリー
成分 :こんにゃくセラミド、きくらげ(白い)、コラーゲン
内容量 :10g×100包
価格 :3,800円(税込4,104円)
賞味期限:12ヶ月
販売 :三和建設が運営するECサイト「STORES」にて販売
ゼネコンがつくった3Kしおゼリー
https://38sgc.stores.jp/
安心の国内製造、80%が水分のゼリーは摂取しやすいうえ、1本あたり約0.15gの塩分が配合されているため比較的少ない量で予防対策が実現します。※作業強度等に応じて摂取量は異なるが、WBGT 基準値を超える場合
■3つの頭文字「K」の美容成分を配合
屋外にいることが多い社員は、日焼けによる紫外線ダメージを多大に受けることから3Kしおゼリーは紫外線のストレスを受けにくくするための美容成分にも着目して開発しました。商品名である「3Kしおゼリー」というネーミングは、建設業界に長くはびこる3K(きつい、汚い、危険)というイメージを払拭するために、頭文字「K」の3つの美容成分「こんにゃく、コラーゲン、きくらげ(白い))」配合にすることで、美味しく3Kを食べて悪しきイメージを無くしていきたいという想いを込めています。
会社概要
商号 : 三和建設株式会社
代表者 : 代表取締役社長 森本 尚孝
所在地 : 〒532-0013 大阪府大阪市淀川区木川西2丁目2番5号
設立 : 1947年5月
事業内容 : 総合建設業
資本金 : 一億円
URL : https://www.sgc-web.co.jp/
商品購入に関するお問い合わせ
三和建設株式会社 大阪本店 Tel:06-6301-6636
プレスリリースに関するお問い合わせ
三和建設株式会社 広報 北纓(きたお)
Tel:06-6301-6636 Mobile:070-2287-0954
E-Mail:pr@sgc-web.co.jp
参考資料
中小ゼネコンである三和建設の熱中症対策
朝礼及び昼礼終了時にしおゼリーの配布。三和建設の夏の風物詩となったかき氷は休憩所(クーラー完備)でのコミュニケーション促進効果にもつながっています。シロップの1番人気は爽やかなブルーハワイです。
熱中症対策の希望として一番多かったのがヘルメットの快適グッズでした。炎天下で作業をすると夏場のヘルメットの中は汗と油分で頭皮がベタベタになります。水洗いでは油分まではスッキリしないため、三和建設の作業場では設置場
所があればシャワーヘッドを取り付けてシャンプーを設置しています。休憩中はもちろん、買える前にすっきりして帰る職人さんたちを見かけます。場所が許せばシャワーブースを設置している作業所もあります。
休憩所の入り口にはマスクや消毒液、コールドスプレーや塩飴や干し梅などが注意喚起とともに完備。自動販売機では「すっきりしたトマト」「グリーンダカラ」と塩分補給ができる「塩ライチ&ヨーグルト」が70円と50円で販売しており、差額は三和建設と協力会で補助しています。
ミスト扇風機は現場内にも設置しています。冷房完備の仮設トイレの完備の作業所もあります。
多くの協力会社の職人たちが工程ごとに数珠つなぎで作業を行い、建物は完成していきます。それぞれの工程が1つでも欠けてしまえば良い建物は完成しません。私たちはより良い建物を提供するために、安全で働きやすい環境づくりを行っていくとともに、建設業の3Kをポジティブに変換する取り組みを行ってまいります。